株式会社 SSKPC

A00295 2000/01/01
CSS cascading style sheets
HTML文書のレイアウトやデザインなどのスタイルを規定する記述言語。HTML文書でのテキストの内容に関係なく、スタイルのみ独立して指定できる。HTML4.0から盛り込まれた。  96年12月に策定されたCSS1では色、文字のフォント、文書間のスペースなどの設定方法が規定されている。  98年5月に策定されたCSS2では、次世代のWWW向け記述言語と呼ばれるXMLへの対応、ヘッダーやリストの自動番号付け、ダウンロード可能なフォントの使用、スライドバーやナビゲーションエリアの指定などが可能になった。画像や文字を自由に重ね合わせ、それらをスクリプトを使って動的に移動させることもできる。  CSSの記述方式の標準化作業はW3C(WWWコンソーシアム)のCSSワーキンググループが行っている。ただし、WebブラウザーのCSSへの対応はまだ不完全で、Communicator 4.6ではCSSを使っているHTMLファイルを正しく扱えない場合がある。Internet Explorer 5.0、Internet Explorer 4.5 for MacはCSSに対応している。