A00105 2000/01/01
AMR audio/modem riser
米インテルが98年9月に発表したデスクトップパソコン向けの拡張カード、またはインタフェースの規格。ISAバスとISAの拡張スロットを排する目的で提唱されたもの。AMRにはモデムやサウンドのアナログ入出力回路が搭載される。チップセットに内蔵されたAC'97機能とCPUを組み合わせてソフトウエアベースでモデム、サウンドを実現する。アナログ部とデジタル部を明確に分けることで回路を単純化、ノイズ低減を図る。またAMRを拡張スロットとして実装すれば、モデムのみ、サウンドのみ、モデムとサウンド両方搭載などさまざまなバリエーションをつけることが容易になる。AMRは99年4月にインテルが発表したi810チップセットからサポートされた。同様の規格としてノート用のMDCがある。