日産の自動車開発期間を大幅に短縮したWeb会議システム           2005/4/27

企業内のWeb会議やeラーニングソリューションを提供するインターワイズは26日、動画と音声でのコミュニケーションができるWeb会議システム「ECP Connect v5.2」を発売した。ECP Connect v5.2は、既存のコミュニケーションサーバ「Interwise ECP」の機能を強化したもの。

インターワイズ 代表取締役社長の上村譲氏

 ECP Connect v5.2の新機能は、PC、IP電話、従来の固定電話、携帯電話などさまざまな方式の音声通話端末からWeb会議に参加することができる「テレフォニーの統合」。さらに、トークボタンが不要な「ボイスアクティベーション」、グループウェア・ERP・LDAP・企業ポータルサーバとの統合が行える「APIによる基幹システムとの統合」など。

 既存製品の「Interwise ECP」から受け継がれている機能もある。メインサーバとバックアップサーバのロードバランシング機能、データ圧縮技術の活用により音声/データ/ビデオを利用する通信でも参加者1人当たりの帯域を最大64Kbpsに抑える高音質機能など。

 インターワイズ 代表取締役社長の上村譲氏は、「既存製品のInterwise ECPは世界で500社に導入し、200万ユーザーに利用されている。国内では日産自動車が製品設計部門で利用し、関係者が同じCADデータを共有しながらWeb会議を進めることを可能にした。設計不具合の早期発見、商品開発費の低減、開発期間の短縮に活用されている」と述べた。

 ECP Connect v5.2の価格は、20ユーザー以上を対象としたクライアント・ライセンスの1ユーザーが3万3000円で、サーバが200万円。クライアント・ライセンスは会議の主催者のみが必要で、主催者が開く会議に参加するだけの「参加ユーザー」はライセンス不要。ECP Connect v5.2の年間目標販売数は100企業を目指す。