Windows 7のエディション　 次の文書

●Starter：Netbookなど限られたスペックで動かすためのWindows 7。PCにプリインストールした形でのみ提供される。Aeroユーザー・インタフェースやマルチディスプレイといった機能が利用できないほか，ドメインへの参加や「Windows Media Center」の利用も制限されている
●Home Basic：新興国マーケット向けの機能限定版。日本向けには発売しない。機能面では，Aeroユーザー・インタフェースはなく「Windows Media Center」も付属しない。
●Home Premium：一般ユーザー向けエディション。StarterとHome Basicの機能に加え，Aero機能，マルチモニター，マルチタッチなどが利用でき，「Windows Media Center」も付属する。通常版やアップグレード版といったパッケージには，32ビット版と64ビット版が同梱されている。それ以外に，PCへのプリインストール，3ライセンスをセットにした「アップグレード版ファミリーパック」などの形でも提供される。
●Professional：仕事での利用を想定したエディション。Windows Vistaの「Business」に相当する。Home Premiumの機能をすべて含み，Home Premiumではサポートされていないドメインへの参加や，リモート・デスクトップのサーバー機能が利用できるほか，Windows XPの互換環境を実現する「XPモード」の仮想XPライセンスも付属する。Home Premiumと同様に通常版とアップグレード版のパッケージには32ビット版と64ビット版が同梱されている。それ以外に，PCプリインストールや企業向けボリューム・ライセンスも提供される。
●Enterprise：企業向けのフル機能版。中身は，次に紹介するUltimateと同じである。ただし，通常版やアップグレード版のようなパッケージはなく，ボリューム・ライセンスと，そのオプションであるソフトウエア・アシュアランスを契約した企業ユーザーにのみ提供される。また，Windows Vista Enterpriseが持っていた仮想化ライセンスが，Windows 7 Enterpriseでもそのまま引き継がれる。
●Ultimate：Windows 7の全機能が利用可能
　



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