6.4.バックアップと復元

PCのディスクの内容を定期的にバックアップしておくことにより、 ハードディスクの障害や停電、ウィルス感染などにより問題が発生した場合に、大切なデータを復元し 損失や損傷を防ぐことができます。サーバPCにはクライアントを管理する情報や大切なデータが数多く保存されています。 サーバPCではデータのバックアップは非常に重要になります。

今回のサーバPCはRAIDを採用していることにより、ハードディスク故障などの障害に対応することができます。 しかし、ユーザの誤動作により無くなってしまったデータの復旧を行うことはできません。 これに対応する策としてはデータのバックアップがあります。 バックアップを行うことにより、誤操作で大切なデータを損失したり損傷した場合にも対応できます。 バックアップの計画をしっかりと立て、定期的にバックアップを行うことにより、データの回復作業が容易になります。

バックアップとリストアの実行ユーザ

ファイルやフォルダのバックアップおよび復元は次のグループに所属するユーザが実行できます。

  • Administrators
  • Backup Operators
  • Server Operators


6.4.1.バックアップ ユーティリティー

バックアップの実行には「バックアップユーティリティー」を使用します。 ウィザード形式でバックアップを実行することもできますが、 バックアップユーティリティから設定を行ったほうが詳細な設定が行えます。

[ スタート ] から [すべてのプログラム] の [アクセサリ] の [システム ツール] の [バックアップ] を選択します。

ウィザードの開始画面です。[ 次へ ] ボタンを押すと、ウィザードを使用してバックアップを行います。 「詳細モードに切り替えて実行する」をクリックしすると、「バックアップ ユーティリティー」が表示されます。

「ウィザード」タブでは、ウィザードを使用してバックアップやリストアを実行することができます。

「バックアップ」タブでは、バックアップするファイルやフォルダを選択しバックアップを行います。 ( ウィザードを使用せずにバックアップを行います。 )

「メディアの復元と管理」タブでは、バックアップした情報をもとに復元を行います。 バックアップリストの情報をもとに、任意の状態に復元することができます。 ( ウィザードを使用せずに復元を行います。 )

「スケジュール ジョブ」タブでは、定期バックアップの設定を行うことができます。 指定した日時に自動的にバックアップを行うことができます。

バックアップの種類

「バックアップ ユーティリティー」では、5つのバックアップ方法を選択できます。 バックアップや復元の時間と手間を考え、効率のよりバックアップ方法を選択することができます。

通常 指定されたドライブ、フォルダ、ファイルをすべてバックアップします。
バックアップしたファイルにバックアップ済みとしてマークします。
初めてバックアップを実行する場合は、「通常」バックアップを実行します。
コピー 指定されたドライブ、フォルダ、ファイルをすべてバックアップします。
バックアップしたファイルにバックアップ済みとしてマークしません。
増分 前回の通常または増分バックアップを実行した後に作成または変更されたファイルだけをバックアップします。
バックアップしたファイルにバックアップ済みとしてマークします。
差分 前回の通常または増分バックアップを実行した後に作成または変更されたファイルだけをバックアップします。
バックアップしたファイルにバックアップ済みとしてマークしません。
毎日 選択したファイルのうち、バックアップを実行した日に変更されたファイルだけをバックアップします。
バックアップしたファイルにバックアップ済みとしてマークしません。



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