2.2.ネットワーク設定

一通りインストールが終了すると、Windows Server 2003 を使用することができますが、ほとんどの場合、不完全な状態になっています。 ネットワークサーバとして使用するなら、PCのIPアドレスなどの設定が必要になります。また、各デバイスが正常に機能するように設定する必要があります。 ネットワーク設定を中心に、各デバイスの設定も解説していきます。


2.2.1.インストール後の設定

Windows Server 2003 は多くのデバイスに対応していますが、Windows Server 2003 が出荷されてから発売された新しいデバイスに関する情報を持っていません。 マザーボードのチップセットや、LANカード、グラフィックカードなどは正常に機能しているか確認する必要があります。 特にネットワーク機能は重要になります。各デバイスが正常に機能しているか確認します。

「コントロールパネル」の「システム」を選択します。

「システムのプロパティ」の画面が表示されます。「ハードウェア」タブ内の[デバイスマネージャ]ボタンをクリックし、「デバイスマネージャ」画面を表示させます。

まず、「その他のデバイス」を確認します。黄色い[] 記号がついている項目は、正常にデバイスドライバがインストールされていません。 また、各項目のデバイス情報も確認します。アイコンに[ ! ] 記号が付いているデバイスも正しいドライバがインストールされていません。 このままでは使用することができませんので、ドライバをインストールします。各デバイスを購入したときに、添付されているCD-ROMを使用するか、 CD-ROMがない場合には、製造元のWebサイトからドライバをダウンロードしてインストールを行います。


2.2.2.ネットワークの設定

インストールした Windows Server 2003 をネットワークサーバとして使用するので、ネットワーク機能を使用できるようにする必要があります。 デバイスマネージャでネットワークアダプタが正常に認識されているか確認しておきます。

アイコンに[ ! ] 記号が付いていなければ、とりあえず問題ありません。


2.2.2.1.アドレスの設定

デバイスが正常に稼動している場合は、ネットワークの設定( プロトコルの追加やアドレスの設定など )を行っていきます。 「コントロールパネル」の「ネットワーク接続」を選択します。

画面内の「ローカルエリア接続」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

「ローカルエリア接続のプロパティ」画面でネットワークに必要なプロトコルやサービスの追加を行うことができます。 追加したいものがある場合は、画面内の[インストール]ボタンを押します。

社内ファイルサーバを構築するには、「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタの共有」サービスが必要です。 一覧にない場合は、[インストール]ボタンを押し、インストールします。

「インターネットプロトコル( TCP/IP )」を選択し、[プロパティ]ボタンを押します。

設定例

「インターネットプロトコル( TCP/IP )のプロパティ」画面で、PCのIPアドレスやゲートウェイの情報などを設定します。

  • IPアドレスを自動的に取得する
  • 社内にDHCPサーバがある場合には、こちらを選択します。

  • 次のIPアドレスを使う
  • 社内にDHCPサーバがない場合、または、手動でネットワーク情報を設定する場合に選択します。

通常、サーバとなるPCは固定でIPアドレスを設定します( 手動で設定します )。「次のIPアドレスを使う」を選択すると固定でIPアドレスを設定することができます。 「次のIPアドレスを使う」を選択して、手動でネットワーク情報を設定します。 既存のネットワークが存在する場合は、使用しているネットワーク情報に合わせてIPアドレスとサブネットマスクを設定します。 IPアドレスとサブネットマスクは必ず設定します。今回は社内に別途ルータが存在し、ルータを経由してインターネット接続ができるようにしています。 「デフォルトゲートウェイ」はルータのIPアドレスを設定します。DNSサーバの情報は、自分自身にDNSサーバ機能をインストールするので、自分自身のIPアドレスを設定します。

設定後、[OK]ボタンを押して、設定内容を保存します。もう1度[OK]ボタンを押して画面を閉じます。


2.2.2.2.コンピュータ名の設定

PCのIPアドレス情報とあわせて、PCのコンピュータ名を設定します。「コントロールパネル」の「システム」を選択します。 「システムのプロパティ」画面内の「コンピュータ名」タブを選択します。

コンピュータ名を変更する場合には、画面内の[変更]ボタンをクリックします。

「コンピュータ名の変更」画面の「コンピュータ名」の欄に、設定したいコンピュータ名を入力します。 コンピュータ名は、Windows Server 2003 が社内ファイルサーバとなってからでも変更することができますが、サーバのコンピュータ名を安易に変更するものではありません。 この時点で、しっかりとコンピュータ名を決めておきましょう。

設定後、[OK]ボタンを押して、設定内容を保存します。もう一度 [ OK ] ボタンを押して画面を閉じます。

変更したコンピュータ名は、PCの再起動後に有効になりますので、画面の指示に従いPCを再起動させます。



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