1.3.ハードウェアの選択サーバPCのハードウェア選びは非常に重要です。数百万円もするものから数万円の安価ものまで選択範囲は非常に広く、悩みどころです。 しかし予算の制約がある以上は、その中で機能が十分に発揮できるPCを選択する必要があります。 ここでは、基本的な選択基準について解説します。 1.3.1.ハードウェアシステム要件Windows Srever 2003 には幾つかの製品バージョンがありますが、一部の製品バージョンを除けば、製品をインストールするマシンに特別な制限があるわけではありません。
CPUやメモリ、ハードディスクの容量の最低要件を満たしていれば市販されているクライアント用PCでも問題ありません。
今回の「Windows Server 2003 Standard Edition」の場合は、カーネル部の仕様は基本的に「Windows XP Professional」と同一なので、「Windows XP」がインストールできるPCであれば問題ありません。
1.3.2.ハードウェア構成先に示した要件を満たしていればインストールはできますが、インストールができればどれでも良いかというと、そういうわけではありません。 サーバは長時間連続稼動させなければならず、その間に動作が不安定になったり、処理が非常に遅くなったり、マシンがハングアップしたりしたら困ります。 そこで、まず耐久性と信頼性が重要です。サーバが長時間連続稼動しても安定して動作することを最優先に考えます。具体的にはPC個々のパーツも重要ですが、まずは安定した電源装置と熱対策が必要です。 供給される電源が不安定な場合や停電に備えてUPS( 無停電電源装置 )などを設置を検討します。熱対策としては、冷却ファンなどを必ず装着し、風通しの良い場所にサーバPCを配置します。 第2に、どの程度の性能が必要かを検討する必要があります。今まではサーバPCとなると、ワークステーションなどのコンピュータを使用していましたが、現在は一般のクライアントPCでも非常に高性能になっています。 ただ、サーバPCとなるとクライアントPCをそのまま使用するわけにはいきません。サーバPCの処理内容を考慮して、CPUやメモリなどを補強する必要があります。 環境によってはサーバPCを増やしたり、新規に高性能PCを導入する必要があります。 第3に、不要なハードウェア機能は搭載しないことです。CD-RやDVD、MOなどのドライブやそれらに関連したハードウェア機能は、データやシステムのバックアップ作業を考えると便利ですが、 余計な機能でシステムに負担をかけたり、トラブルの原因にもなりかねません。なるべくなら、不要なハードウェアは搭載しないほうがよいでしょう。 環境や運用方法により、PCや周辺機器の選択は変わりますが、上記のようなことを念頭においてPCを選びます。
社内用ファイルサーバが安定して運用できるように、以下の装置も用意しました。
UPS( 無停電電源装置 )
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